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中級コース授業内容

中級コースは全12回、週イチ通って3ヶ月で終わるペースです。

ここの過程のヤマは「名古屋帯の手結びができるようになる事」です。認定試験の実技必須がそれなので、一通りできるように練習します。
帯結びをする前までは初級で身についている(はず)なので、帯の結び方中心になります。

第一回
 名古屋帯の手結びをする前段階として、着付け道具を使って「名古屋帯の銀座結び」をしました。初級では仮紐とピンチを使って、初めにお太鼓を形作ってから背中に背負っていましたが、そうではなく、道具を背中に背負った後にたれ先に帯締めを挟んでお太鼓を作ります。
 この回のメインは、いかに紐を使ってお太鼓の大きさを決めるか、を習得すること。鏡を使わせてもらえないので、すべて手探りです。

第二回
 前回の続きと、いよいよ名古屋帯の手結び。
ここで教わったものは、帯を結ばずに仮紐を使って押さえるやり方です。結ばない文帯は傷まないんだとか。手順を覚えるので精一杯です。

第三回
 この回から、一回は名古屋手結びの復習をしてから新しい事をやる…という感じです。とにかく名古屋の手結びは、体が覚えるまで繰り返すという感じ。
それと、半幅帯の「あやめ結び」「長谷川結び」の実技。

第四回
 まず手結びの復習。
手結びの延長線で、袋帯の二重太鼓の実技。手順は名古屋帯と同じで、お太鼓を二重にする時の手順だけが違います。
 認定試験の実技に、抽選で「半幅帯の蝶々」か「名古屋帯の銀座(道具使い)」か「袋帯の二重太鼓(道具使い)」をするので、それらの復習もすることになりました。

第五回
 「一人で結ぶふくら雀」というのが課題ですが、私には自装のふくら雀はもう不要のテクニックなので、さらっと。
この回は復習と強化がメインでした。

第六回
 やっぱり手結びと銀座結び、二重太鼓の復習にかなりの時間を使い、その後着せつけの「名古屋帯かたつむり」自装の「角出し」「銀座結び」(手結び)の実技。正直、ちんぷんかんぷん。(ノートはしつこく取ったので、あとで復習しましたが)

第七回
 同じく認定試験に出るものを一通り。
それと、道具使いの袋帯文庫結び。
講義色々。(格付け、羽織やコートについて)

第八回
 同じく認定試験に出るものを一通り。
それと、着せ付けで手結びの袋帯末広太鼓。
講義(着物のTPOについて)

第九回
 同じく認定試験に出るものを一通り。
それと、着せ付けで手結びの袋帯 のしめ太鼓。変わった結び方なので気に入って、居残りして練習しました。

第十回
 同じく認定試験に出るものを一通り。
それと、着せ付けで手結びの袋帯桧扇。華やかな結び方だけど、どうも形が決まらない…。

第十一回
 同じく認定試験に出るものを一通り。
それと、着せ付けで手結びのふくら雀。自分にはあまり関係のない事のような気がして、気合入りませんでした。

第十二回
 とにかく認定試験対策。
手結びの名古屋はなんとかクリアできたものの、銀座結びがうまく行かず、四苦八苦。



認定試験
 試験は教室で行います。何人かまとめてするようで、この回は3人でした。
まず、抽選をして帯結びを決めます。私には袋帯二重太鼓が当たりました。

そのあと、初めに筆記試験があり(これも初級と同じく、あまり考えなくてもできます)それから3人一斉に着物の着付けと名古屋帯の手結びの実技(15分)をして、続いて帯だけほどいて抽選の帯結びの実技(7分)をします。

 試験本番になると慌ててしまって、手順を忘れたり、あわあわとしていました。できあがりも悲惨で…私の練習用着物は少々身丈が長く、腰紐を高い位置で結ばないと、おはしょりの分量が多くなって不恰好です。
それを試験本番でやってしまい、しかも胴に回す帯の上下が逆でした。

そんなんでも、なんとかオマケで合格でした。…うーむ。



 


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